院長のゆかいな日記この日記は不定期更新です。お時間のあるときにフ〜ンくらいの気持ちでお付き合い頂ければと思います。

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ボランティア最終日です。 14:34
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    今日は、最終日です。 

    被災者の方に「大変でしたね。」とお声をかけさせていただくと、「大変なことばかりでもなかったのよ。最近、離れていた、ご近所のお付き合いのが深まったのよ。」と話されました。

    っていい言葉ですね。

    震災で亡くなった方にも、もう、目には見えない、会話も途切れた。そんな中に大切な人の遺品を胸に、思いを胸に、固い絆で結ばれて、信じる力で、明日も希望で生きれるんですね。

    そばにいるだけじゃなくて、離れていてもしっかり結ばれている。そんな方たちが、お互いを励ましあい、気遣いあいながら、明るく生きている。

    本当に素晴らしい光景と、頑張る人たちに出会いました。

    今日は、最終日です。触れ合いを大切に治療に励みたいと思います。

    左からスタッフの坂本佳子・津で開業の大西先生
    スタッフの西廣先生・院長・鈴鹿で開業の前田先生
    です。

    鈴鹿で開業の前田先生津で開業の大西先生は大切な患
    者さんの理解を頂いて、診療を休んでのボランティアです。
    「人の為に尽くそう、役に立って頂こう。」という素晴らしい
    両先生の活躍には本当に頭が下がりました。
    治療中に頂戴したお言葉です。

    ずっと頭痛があって薬を飲んでいたのに、今朝は飲まなくても大丈夫でした。(2度目の患者様です。)

    血圧が高くて、今までマッサージを受けたらよけいにしんどくなるからいいわと、断られて足だけで  
     もいいの?と聞かれてさせてもらうと笑いながら「不思議やなあ。スナップが効いたみたいに足がす  
     っすっとでるわ!」と言ってくれました。

    今までにない位身体がスッキリして子どもの頃に戻ったみたいやわ。

    昨日の治療でお風呂で正座が出来ました。」と喜んで頂きました。


    「腰の痛み取れてウソのように手が床につくようになったわ。これからは病院だけでなく、お金も使  
     ってしてもらいにいくわ。

    今まで何度も目が覚めていたのに、朝までグッスリ眠れました。(2度目の患者様です。)

    「地震後山に水を汲みに行かなくてはいけなくなって、左肩が挙がらなくなって治療後「魔法にか   
     かったように挙がるようになった。」と、とても喜んで頂きました。

    ノートに書いて頂いた感動の言葉です。

    震災以来車も使えず、重い荷物を背負ったり、かついだりで肩こりがひどく、足腰がきつく移動が   
     大変でした。おかげで体全体が軽くなったような気がします。視界まで広がったように思います。
     ありがとうございました。

    百回くらい感謝してもしきれないです。
      ありがとうございました。

    とても楽になりました。(中略)身体だけでなく、気持ちも楽になった気がします。岩手に帰って(東  
     京におられて震災後岩手に帰って来られました)初めて泣きました。これからまた、自分の将来を  
     考えていこうと思います。
     ありがとうございました。

    今までにない位、体が軽くなりました。
     先生のアドバイスが、すごく役に立ちました。これから生活する上で役立てたいと思います。
     ありがとうございました。

    今日は5月16日ひなん所にお薬を頂きにきました。そして、誘われて肩、首をマッサージをして頂 
     き、ウソのように楽になり本当にありがとうございました。
     
    左は「民宿りんどう」の朝食です。美味しかったですよ。

    民宿の方が「岩手の為にありがとうございます。」と言って頭を下げられ、お土産にお饅頭を頂戴しました。

    それも、とても美味しかったですよ。
    さあ、7時20分出発です。

    後ろは遠野の街並みです。
    とても、素敵な街並みでした。
    道中、やはり震災の凄さを目の当たりにしました。

    今朝も、震度3の揺れで目が覚めました。

    堤防は破壊されていました。
    2ヶ月も経つのに未だ街は道路が走れる状態で遅々と進まぬ状態でした。
    治療が始まりました。
    最後は体育館中から拍手が沸き、握手を求められました。
    「千葉の保険所」の方たちとも仲良くなり一緒に写真を撮らせて頂きました。
    | - | - | - | posted by 院長先生 - -
    ボランティア4日目です。 20:49
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      吉里吉里旧中学校体育館の避難所にお邪魔しました。

      朝は5時30分過ぎに起床です。みんなで、打ち合わせをして、おにぎり1個をみんなで食べて7時過ぎに出発しました。正直、眠い!!(笑)

      9時前に吉里吉里旧中学校体育館に到着しました。

      今日の一番の感動は、治療させていただいた女の子が柔道整復師になりたいと本気で思ってくれたことです。西廣先生は、その子にこうすればなれるんだよと、優しくアドバイスをされていましたね。

      治療で憧れていただけるのは、この上なく嬉しいですが、帰るときに、体育館の中におられるみなさんから、一斉に大きな喜びの拍手を頂きました。

      その瞬間、胸が熱くなりました。

      自然に立ち向かうことの無力さに、自分たちのやっていることの意味に迷いを感じながら、「これでいいのか?」「間違いないのか?」いつも、問いながら、このボランティアに参加させて頂きました。

      夜にみんなで、話し合いながら、スタッフの佳子が「一度、声をかけて断られると、もう一度、これ以上薦めていいのか?」迷うっていったんです。

      その後に「こんなに良いものを受けたらいいのに。」「私はみんなが、驚く顔を見るのが楽しみなんです。」って言ったんです。

      その話しを聞いて我々も嬉しかった。意味があるんだな・・・。

      何故か、嬉し涙がこぼれました。

      震災4日目9 吉里吉里旧中学校体育館の避難所に行かせてもらってきました。

      入り口には復興を願う、鯉のぼりが・・・。
      震災4日目9 これは、何でしょう?

      答え、これは、お風呂です。
      みんなが、助け合いで民間人の皆さんがボランティアで作って下さいました。
      震災4日目14 今日の吉里吉里の体育館までは約1時間30分道は更に険しくなっていました。
      震災4日目 半端無い状況の中、今回の震災の大きさに、驚きを隠せません。
      震災4日目3 堤防じゃないんです。これは、陸橋です。
      津波は、その上を越えてやってきました。
      震災4日目2 家は、防波堤の上を乗り上げています。
      震災4日目5 道路は、何とか走れますが、傷みが酷い状態です。
      震災4日目6 真ん中に見えている球状のものは、防波堤です。
      震災4日目7 非難されている方たちに挨拶をさせて頂いて治療が始まりました。
      震災4日目7 患者さんから頂戴したお言葉です。

      肩、腰がとても軽くなりました。(中略)長い避難生活で、一番ありがたいプレゼントです。
      本当、にありがとうございました。
      震災4日目8 体中のこわばりが軽くなり涙があふれます。
      感謝の気持ちでいっぱいです。
      ありがとうございます。
      震災4日目10 帰りは、焼き鳥屋さんを見ーつけ!
      お昼は、カップラーメンだけだったからね。
      お腹も空いてました。

      とても、美味しかったよ。
      震災4日目11 「民宿りんどう」さんにお世話になりました。

      とても、いい雰囲気の民宿で写真を撮らせて頂きました。
      震災4日目13 料理も驚くほど、美味しかったです。

      中でも、左下の「水団」はお替りするほど美味しかったよ!!
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      今日は、本格的治療を始めました。 06:20
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        『失望と絶望が希望に変わる』気がしました。

        今日しかない触れ合いです。あまりにも大きな天災に言葉を失いながら、避難所に行かせて頂きました。

        前日、「笑顔と感謝」で触れ合いさせていただこうと、心構えを打ち合わせしたのにもかかわらず、町並みを見て言葉を失いました。

        行き違う車は「災害応援」「がんばろう、東北!」などの救援車やパトカーが走っています。

        でも、一生懸命に今日一日を頑張ろうと改めて決意しました。三重県でも同じようにさせてもらってきたやん。向こうでも、みんな頑張ってくれてる。同じことを信じてさせていただこう!と。

        今日は田老地区のボランティアセンターで治療を行います。

        みんな、笑っていますが、少し緊張気味です。

        (後列左端は)今日一日、私たちのボランティアを手伝って下さる野崎さんです。
        行く道中です。少しずつ家や、町並みの様子が大変な様子に変わっていきます。
        私たちの民宿も夜も朝も揺れていました。

        民宿には全国から復興のために郵便局の方や、仮説住宅を建設される方が来られていました。
        最初の治療所の「熊野神社」の参拝の階段です。

        避難者の方がおられますが、壊滅状態です。
        2ヶ月が経ちますが、とても復興が進んでいるようには見えません。

        時々、見える人影は、整理するのではなく、大切な思い出を探しているようです。
        正直、復興に来られたボランティアの方々も何から手を付けていいのかいけないのか、始まるのはそこからなんですね。
        町の上からの写真です。

        本当に『笑顔と感謝』で今日一日頑張らせていただきます。
        今日は、「炊き出し」が行われる日なので、11時過ぎから14時まで、いろんな所から人が来てくださいます。

        写真は炊き出しのボランティアの方たちと。
        受付には、こんな看板を立てました。

        治療を受けられた患者様が、「受けたら、凄く良かったから、あなたも行っておいで。」と言われて来てくださいました。
        治療の様子です。

        患者さんから頂戴したお言葉です。
        Tさん。(原文のまま)
        すっきり歩けるようになり、身も心も軽くなりました。本当にありがたさが身にしみます。やさしさもありがとうございました。
        元気になりました。
        正直、この文章を読ませて頂いて嬉しくて涙が出ました。
        外国の方もボランティアをしながら治療させて頂きました。

        Very good-loosen my overfight neck muscles and shhoulders. Thank you Dennis Hamn
        宮古では有名な「浄土が浜」で、治療後みんなで行かせて頂きました。

        ひとときの楽しみです。
        前田先生  沢山の方に喜んで頂いて本当に                  良かったです。
        大西先生  「また、来てください!」と言われ
        て大西先生はこちらで開業しようかと悩んでお
        られました。
        西廣先生  触らせて頂いて、とても嬉しかっ
        たです。
        佳子     断られる方もおられましたが、治
        療を受けられた方は「受けて良かった!」と言
        われてとても嬉しかったです。
        院長の言葉です。

        本当に私たちのしていることは、小さなことです。何のお役にもたっていないかもしれない。
        でも、触れあっている間に
        『失望と絶望が希望に変わった』
        気がしました。

        | - | - | - | posted by 院長先生 - -
        東日本大震災のボランティアをさせて頂いて。 16:56
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          岩手県を訪れて。
          12日の診療を終えて9時に出発いたしました。

          私たちが行かせてもらっても、何も変わらないかもしれません。だから、一生懸命させて頂くんです。


          鈴鹿で開業されている前田先生と津で開業されている大西先生と「亀山PA」で合流させて頂きました。

          二人とも診療を休んで被災地に赴いてくれた尊い先生方です。

          元気に行ってまいります!

          写真は、「浜名湖のSA」で撮りました。
          5時間46分後の2時46分、東京に着きました!

          まだ、半分行かないですね。
          15時間後の11時55分、岩手県庁に着きました。

          坂本整骨院から県への見舞金として100万円を寄付させて頂きました。

          話しを色々聞いて下さり、三重県からと言うと、感極まり応えて下さいました。

          私たちも来させてもらって、本当に良かったと心底思い胸が熱くなりました。

          患者さんから頂いた真心と普門塾の塾生たちが一緒に立って救援募金は一番遠い岩手を選ばさせて頂きました。
          日本赤十字社岩手県支部を訪れさせて頂きました。
          皆さんから頂戴した
          354,854円の真心は
          日本赤十字社岩手県支部へ。
          更に西に向けて約70Km出発です。

          左写真は盛岡の駐在所です。

          特別な被害はないようです。
          山を越えて行くと枝垂桜が咲いていました。

          心が何故か、ホッとして温まりました。
          山中の「道の駅」で休憩です。

          もう後、一息です。

          あらゆる所で励ましの言葉が掲げられていました。
          やっと、宮古の旅館に到着しました。

          19時間の旅でした。

          明日は、6時半起床の本格的治療です。

          今日は早めに休ませて頂きます。
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          2回目の東日本大震災の救援募金です。 23:14
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            東日本大震災の救援募金に立たせて頂きました。

            みんなのがんばりで、今までの義援金は354,854円になりました。

            呼びかけから
            みなさん
            協力的です
            がんばりました
            ありがと

            ございます
            かんしゃです
            5月7日PM14:00〜16:00

            名張駅前で
            『東日本大震災救援募金』に立たせて頂きました。

            2時間は、子どもたちには暑く、大変でしたが、日頃の稽古のお蔭様でみんな頑張りました!!
            この、義援金は日本赤十字社へ。
            | - | - | - | posted by 院長先生 - -
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